こんにちは、picaです。
前々回、前回に続いて三つ目の記事となります。
水彩風ランダムドットのシームレスパターン
![水彩の手書き風ランダムドット](https://gleamier.net/wp-content/uploads/2021/07/d6225b192c171b09d4762198923e6e8e-800x800.jpg)
まずは完成品から。
水彩の手描き風ランダムドットです。
デスクトップ版で作成していますが、iPad版でもできると思います。
まずはファイルを作成します。
今回は2000pxの正方形にしました。
![ペイントブラシツールを選択](https://gleamier.net/wp-content/uploads/2021/07/apst2-03-1-1-800x648.jpg)
ペイントブラシツールを選択します。
![薄い紙目](https://gleamier.net/wp-content/uploads/2021/07/apsp3-01.jpg)
ブラシを選択します。
水彩から「薄い紙目」を選択しました。
好みのものでOKです。
![丸が欠けないようにする](https://gleamier.net/wp-content/uploads/2021/07/801e592e020fc1a4e96f821dc469aff0-800x510.jpg)
ブラシで丸を描きます。(自動的にピクセルレイヤーが追加されると思います)
形は適当に。
(絵心があればもっとステキな絵が描きたいんですが…!)
描いた丸が、キャンバスの端にかからないようにだけ気をつけます。
アフィンフィルターを使う
![フィルターメニューのゆがみから、アフィンを選択](https://gleamier.net/wp-content/uploads/2021/07/apst2-07-800x757.jpg)
キャンバスにある程度丸を描けたら、アフィンフィルターを使います。
オフセットの数値を変え、キャンバスの上下左右の端を、中心に持っていきます。
(前回の記事参照)
![アフィンフィルターのオフセット適用後](https://gleamier.net/wp-content/uploads/2021/07/b7ef5411b5775311c2d4ca031ac89e27-1-800x659.jpg)
オフセットXとオフセットYを50%にし、縦・横ともに50%ズレたのを確認したら適用します。
そして、また隙間に丸を描いていきます。
パターンの確認
![おおよそ完成に近い](https://gleamier.net/wp-content/uploads/2021/07/0bd83efdb93366942bfadb0931f69e0e-800x510.jpg)
キャンバス全体を丸で埋められたら、再びアフィンフィルターを使います。
![スケールXとスケールYを50%](https://gleamier.net/wp-content/uploads/2021/07/8b5a2e43ebd0ad25a7bad51d353a224e-800x659.jpg)
アフィンフィルターのスケールX・スケールYを100%より小さい値にすることで、パターンを繰り返したときのイメージを確認できます。
Seamless Texture Checkerを使うには一度書き出しする必要があるので、今回はアフィンフィルターを使って簡単に確認してみました。
確認だけで、適用はしません。
![スケールXとスケールYを25%](https://gleamier.net/wp-content/uploads/2021/07/d1de081ff3a5ab5c4f0d2ee00d80503f-800x659.jpg)
今回は1個だけ丸を描き足して完成としましたー。
描き足すだけでなく、角度や位置の調整などをしても良さそうです。
完成品は前回と同じで、ノイズなどを追加しています。
あとがき
![暖色系ランダムドット](https://gleamier.net/wp-content/uploads/2021/07/rn_dot_2-800x800.jpg)
別の配色でもパパッと作ってみました。
オフセット、仕組みがわかってしまえばとても簡単です。
別の図形やイラストでも使える技なので、覚えておくと便利ですね。
Photoshopにあるオフセットフィルターと同じ使い方ができます。
シームレスパターンを作るシリーズはとりあえずここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。